2022/1/2 ヘブル4:14~16 恵みの御座に

 ・偉大な大祭司
 新年、初詣で神社仏閣を尋ねる人が大ぜいおりますが、私たちにはイエスが共におられることは心強いことです。彼は、何よりも「もろもろの天を通られた 偉大な大祭司」であると明示されています。どのような霊的権威や力よりも優れた方であり、私たちのために、神との仲介者となってくださる方ということです。

・私たちの弱さに同情
 「弱さ」は地上に生きる人間の現実の有様です。力の弱さ、心の弱さ、病気などの肉体の弱さ、罪に対する弱さなどです。その弱さ故に、私たちは苦しみ悩むのです。しかし「私たちの大祭司は、私たちの弱さに同情できない方ではありません」とあるこも心強いことです。つまり、私たちの弱さが接点となり、彼のうちに同情が起こるからです。

・ 恵みの御座に
 「大胆に恵みの御座に近づこうではありませんか」とあります。「大胆に」とは、心から信じてということです。「恵みの御座」とは、キリストおられる天の御座ですが、私たちは霊的に、そこに招かれているのです。そこではいつでも、さながら福音書の世界のとおりに、イエスによる恵みの注ぎがあるのです。その恵みは、心の慰めとともに、新年の具体的な導きと歩む力となります。

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