・「わたしに聞け」
人が高齢になると新たな危機に直面します。仕事のリタイアー、肉体と記憶等の弱さ、そして将来の展望などについてです。そこで不安を覚え色々と考えるのです。
しかし神ご自身が「わたしに聞け」と語りかけています。「あなた」の創造者かつ贖い主の語りかけですから、当然、神のことばに耳を傾けることが最善です。
・あなたを背負う神
「胎内にいる時からになわれており…運ばれた者よ」とあります。人は母の胎内で誕生し、幼子として担われ、やがて大人として成長します。しかし、背後で「にない」「運んで」くださったのは、神ご自身であったという霊的事実を確認させています。
私たちの場合、何も考えなければ、母が父が、また周囲のお陰、自分の力で成長してきたと思ってしまいます。しかしみ言葉を通して、あらためて神が「あなた」を 「にない」「運んでくださった」と認識することが大切です。
・白髪になっても
「あなたがたがしらがになっても、わたしは背負う」とあります。「しらがになって」とは高齢となり、力がが衰えた時、様々な人間関係が希薄になる時、それゆえに将来について不安を抱く時のことです。しかし、絶対的な「わたし」である神は「あなた」をこれまでと同じように「背負う」と約束しておられます。それは神の大きな恵みによります。老年こそ神の恵みの深さを深く味わう時となるということです。
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