・イエスの洗礼
主イエスは神の子でしたが、処女降誕によって人の子として成長しました。また罪のない方でしたが、罪人が受けるバプテスマ(洗礼)にあずかりました。それは主イエスがあえて、ご自分を低くして、罪人の中に加わってくださった印でした。
・聖霊と神の声
主イエスがバプテスマに預かっていたときに、天からの印が現れました。1つは「天が開け、聖霊が、鳩のような形をして、自分の上に下られた」ことでした。彼は聖霊を宿していましたが、公に下され、これによって全人類の贖いの道に進むことになります。
もう一つは天からの声「あなたは、わたしの愛する子、わたしはあなたを喜ぶ」でした。これも公の印で、父の神がイエスと業を全面的に受け入れていることを証しします。
・最初のアダムと最後のアダム
最後にイエスの系図が記されています。系図上にはダビデ、アブラハムがおり、さらに最初の人アダムにつらなっています。彼は地上の生命の源ですが、罪と死の原因でした。
イエスは人の子として地上に下り、バプテスマに預りました。それは彼が全人類の一員となることによって、その罪を一切に引き受けるためでした。さらに新しい人類の代表となるためでした。「…最後のアダムは、生かす御霊となりました。」Ⅰコリント15:45とありますが、イエスはこの「最後のアダム」です。
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