2017/10/8 エレミヤ18:1~11 陶器師の家で



・陶器師の家で
 主なる神はエレミヤに対して「陶器師の家に下れ」と命令します。エレミヤが下っていくと陶器師はろくろで仕事をしており「制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替え」ていました。陶器師は粘土に対して絶対的権威を持ち、自在に練り直して、自分の気に入った器に作り替えていたのです。

・神は陶器師
 その時に、エレミヤにあったみ言葉です。「粘土が陶器師の手の中にあるように、あなたがたも、わたしの手の中にある。
 神が人間に対して絶対的主権があり、だれが何と言おうと自由に、御手の中で、人間とその将来を作り替えることができるということです。

・「悔い改め」が肝心
もし、わたしがわざわいを予告したその民が、悔い改めるなら、わたしは、下そうと思っていたわざわいを思い直す」とあります。人の運命が定まったような状態の中でも、その人が悔い改めるなら、その人と将来を作り替えて幸いを与えるということです。反対に順風満帆であっても傲慢で不従順だとその幸いは即座に取り去られるのです。

 私たちもまた神の手の中にある器に過ぎません。信仰生活の中で決して高ぶることなく、「悔い改め」こそ肝心であることを覚えましょう。