2014・1・19 イザヤ55:6~13 主に帰れ



・主を求めよ
 イエス・キリストの贖いによって、今のときは、神が私たちの元にに福音を通して近づいています。私たちは福音が語られているときに、「主を求める」べきです。また、神と出会うためには、顔と顔を合わせるように、私たちの方でも神に、しっかりと顔を向けなければなりません。

・主に帰れ
 私たちが「主に会う」ためには悔い改めという手段によります。それは「おのれの道を捨て」「おのれのはかりごとを捨て去り」「主に帰る」という3段階が示されています。
 私たちはアダムの堕落以来、歩む道と考えは悪に傾き、自己中心に向かいます。それらを捨てて全人格的に福音を通して語りかける神に帰るのです。

・神の赦し
 「そうすれば、主はあわれんでくださる・・・豊かに赦してくださる」とあります。心痛めるほどのあわれみの心で、私たちをあわれむのです。単に赦すだけではなく、多くの祝福を与えるということです。さながら放蕩息子を迎えた父のようです。

・天が地よりも高いように
 天が地よりも高いように、わたしの道は、あなたがたの道よりも高く、わたしの思いは、あなたがたの思いよりも高い。」  
 私たちは、戸外に出て冬の空、早春の青空を見上げた時に、改めてその聖さ高さ豊かさに圧倒されます。ちょうどそのように、自分の道と考えに固執せず、福音において啓示されている神の世界に帰るべきです。