2013/6/9 ヨハネ1:35~42 イエスとの交わり

・何を求めているのですか
  二人がついて来るのを見て、主イエスは「あなたがたは何を求めているのですか」と尋ねます。この問いで彼らの求めを明確にしようとされたのです。
  それに対して二人は「ラビ、今どこにお泊まりですか」と問います。彼らは何よりもイエスご自身と新しい世界をを知ることを求めたのです。

・主イエスを知る
  それに対して主イエスは「来なさい、そうすれば分かります」と語りました。単に知識で情報を知らせるというのではなく、とにかく主イエスのところに行って、体験的に、全人格的に知るように促したのです。
 二人はついて行って、「イエスの泊まっておられる所を知った」とあります。そこで彼らは、主イエスとの交わりを持ち、イエスをも知ったのです。それは「父のみもとから来られたひとり子としての栄光」1:14でした。

 ・イエスに知られる
  翌日、二人の内の一人アンデレは兄弟のシモンをイエスの元に連れてきます。そのとき、「イエスはシモンに目を留めて…「あなたはヨハネの子シモンです。あなたをケパと呼ぶことにします」と告げます。
  この短い言葉から、イエスはシモンの一切を知り、受け入れていることが分かります。さらには青年であった彼に新しい自分と将来の展望を与えているのです。  私たちの場合も主イエスの御元に行くとき、彼との交わりを得、さらに私たち自身の新しい姿が示されます。