2012/10/14 信仰告白「キリストの再臨」


・終末論とキリストの再臨
日本福音自由教会信仰告白第11条に次のようにあります。
「わたしたちの主イエス・キリストの御自身による千年王国前の、切迫した再臨を信じる。この「祝福に満ちた望み」は信者の個人的生活と信仰に重大な意義をもつものである。」
聖書の歴史観は、神による最初があって神による最後があるというものです。しかも「キリストによって」とあるのが特徴です。二千年前にキリストが地上に来られたことを初臨といい、終末における到来を再臨といいます。

・千年王国前の再臨
 黙示録20章にキリストが再臨した後に、信仰者らがキリストともに千年の間、世界を支配するという啓示があります。信仰者は裁かれることなく、キリストのさらなる愛の中におかれると言うことです。
 無千年王国説、千年王国後再臨説をとる教会もありますが、私たちは前千年王国説の立場に立ちます。

・切迫した再臨/祝福の望み
 「目を覚ましていなさい」とあるように、聖書では切迫した再臨について啓示しています。私たちは聖書の歴史観、人生観にしっかりと立ち、「五人の賢い娘たち」のように忍耐深く待つという姿勢を保つべきです。この世の煩いや欲に捕らえられて、キリストの再臨を忘れ、信仰の灯火を消してはならないのです。