・いっしょに
「喜ぶ者・・泣く者といっしょに」
人には感情があるので、喜ぶときも、悲しむときもあります。その時に「いっしょに」と勧められています。喜びは「いっしょに」ということで、さらに大きくなります。悲しみは「いっしょに」で慰められるからです。また私たちが「いっしょに」喜び泣くときに「キリストがいっしょに」にいてくださいます。
・1つ心で
さらに「互いに一つ心に」とあります。人はみな違う考え方とビジョンを持っていますが、あえてキリストゆえに一致することが求められています。教会祝福の試金石になります。
具体的には「高ぶった思いを持たず、かえって身分の低い者に順応」するように勧められます。「身分の低い者」とは、小さい者、弱い者というようながあります。
「順応する」といいますのは、歩調を合わせてということです。そのように心がけることで、キリストの心を自分たちの心とする教会が形づくられていきます。(ピリピ2:3~5)
・とこしえの祝福
「主がそこにとこしえのいのちの祝福を命じられたからである。」(133:3)と詩篇にあります。
一つ心の教会の姿は、旧新約の時代を通じて理想とされてきたありかたです。私たちはキリストの姿勢から、その心を学び続け、実現に向かっていきましょう。