・主を見上げる
私たちは、つい失望したり、つぶやいたりすることがあります。そのようなときにはいつの場合にも、近視眼的に物事を見ているときです。そのようなとき、視線をかえて主を見上げることが大切です。主を見るとき、主について聞くとき、私たちはいつの場合でも、まったく別の世界に招き入れられます。
・永遠の神
「主は永遠の神、地の果てまで創造された方」とあります。「永遠の神」いつの時代にも、どこにいっても神であるということです。神にとって隠れているところはなく、その力がおよばない部分はありません。しかも「疲れた者には力を与え、精力のない者には活気をつける」とあります。神はいつの時にも、「疲れた者」「精力のない者」小さな者、貧しい者たちに力を与える神として厳として存在します。
・新しい力を得て
「主を待ち望む者は新しく力を得」とあります。主なる神を待ち望むことは信仰者の基本姿勢です。その姿勢さえ保てば、新しい力を得ることができ、そこからスタートするのです。
「鷲のように」とありますが、神がくださる生命力は野生の中に見いだすこともできます。鷲はじっと待ち望むことによって、前よりも優れた新しい翼を獲得します。それによって勢いよく、気流をとらえて舞い上がることができるのです。